低位株は仕手株になりやすい

株の価格を意図的に吊り上げて株価が高値となったところで、売り抜け、同時に空売りを掛ける仕手筋という集団がいます。仕手筋はターゲットにする銘柄に常に注目しています。仕手筋のターゲットとなった株を仕手株と言います。彼らはある共通点のある銘柄に注目し、仕手株ターゲットとしています。

仕手株ターゲットとなる銘柄は、低位株であることが条件でしょう。100円付近やそれ以下の銘柄で、赤字業績や上場からの年数が短く、公開株価から大きく下がった価格で低位での推移をしている企業が仕手株要素が高いです。
とくに新興市場と言われるIT関連小型企業などに目立ちます。

日経平均株価を構成する主要銘柄などの場合、業績や財務面を含めたファンダメンタル分析をする投資家が多い中で、赤字会社や業績不振な会社は、ファンダメンタル分析が通用せず、チャートの動きから今後の株価を想定するテクニカル分析が妥当となります。長期間低位で推移している銘柄で、日ごろは10円以下しか価格の上下が無いにもかかわらず、突然ローソク足の上髭を伸ばす銘柄の場合、仕手株要素が高く、短期で大幅価格上昇する可能性が高いです。
仕手筋の目的は、価格を吊り上げることで他の投資家の目がその銘柄に注目することで、投資家人気が高まり、さらに価格上昇が期待できると自然と買いが先行して株価が上がります。
目標株価に達したところで、持ち株全てを売却すればたちまち価格は急落します。
そのタイミングで空売りを仕掛けて、売り加速を掛ければ、高値売りと空売りの買い戻しにより、往復の儲けが発生します。何の材料も出ていない銘柄の株価が上がれば、仕手の影響によると考えるのが無難でしょう。ネットトレード近年では、ネットトレードでリアルタイムチャートが確認できるため、仕手株ターゲットとなった銘柄を短期で売買して利ザヤを稼ぐ投資家も多いです。
素人が手を出すと高値掴みとなりますので注意が必要です。