定年後は仕手株よりNISAが堅実

定年退職した男性定年退職を機に新しく株をやってみようという人も増えています。こういう人は株にもともと興味がなかったわけではありませんが、自分の仕事がありましたから普段株のことを深く勉強する時間がありませんでしたし、そもそも証券会社の営業時間内に店舗を訪れてみるような機会もありませんでした。
今はインターネットで取引も可能ですが、以前はそれもなかったですから余計できませんでした。しかし定年を迎えて無事できるようになったというわけです。そのような人に便利なのが少額投資非課税制度NISAです。これは年間の投資額が一定以内であれば配当金などで利益が出てもそれに税金がかからないというもので現在は一年間に120万円までと決まっています。この額は一見少ないような気もしますが、定年退職後は決まった収入が年金だけという人も多いですからあまりたくさん投資には回せません。

このような限度があることで逆に好都合とも言えます。また、持った株を一年の途中でもし売ってしまいますとその枠は再利用できませんで、その年はもう使えません。つまり年度の途中で手放したりしないのが原則になります。短期間に株価が急上昇する仕手株が気になっても買えませんし、仕手株は急落することもありますからNISAの利用が逆にそのリスクから守ると言えます。NISAなら配当金がどれだけ増えても税金がかかりませんのでその期待がある企業に投資をするべきですが、工作機械で世界大手の森精機はその一つと言えます。
森精機はヨーロッパの企業を買収し、売り上げの半分もヨーロッパですのでこれからさらに海外での活躍が期待される企業でありますが、ヨーロッパではイギリスのEU離脱など政治の動きもありますから、そういう面にも並行して注目することも不可欠です。また、円高やユーロ高といった要素が今どうなのかといった点も頭に置きながら検討することも必要です。